厚生労働省から、今月4日、「介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて」という報告書が公表されました。
この報告書は、「社会保障審議会 (福祉部会福祉人材確保専門委員会)」が取りまとめたものです。

専門委員会では、いわゆる団塊の世代がすべて75歳以上となる平成37年を目途として「地域包括ケアシステム」の構築を実現していく際に、必要となる介護人材の確保のための具体的な方策について議論を行い、平成27年2月に「2025年に向けた介護人材の確保~量と質好循環立に向けて」を取りまとめています。
その取りまとめでは、介護人材確保の具体的な方策が示されましたが、限られた人材をより有効に活用するめには、多様な人材層の類型化・機能分を進めることや介護福祉士の専門職して社会的評価資質を高めるための具体な方策が不可欠とされ、平成28年10月から6回にわたって議論が行われてきました。

その結果を取りまとめたのが、今回の報告書です。
「介護分野に参入した人材が意欲・能力に応じてキャリアアップを図り、各人材が期待される役割を担っていけるようにすべき」などといった報告がされています。

 

詳しくは、こちらをご覧ください。
<介護人材に求められる機能の明確化とキャリアパスの実現に向けて>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000179736.html