時間外労働の上限規制や高収入の一部専門職を労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」創設などを盛り込んだ「働き方改革関連法案」が、平成30年5月25日、衆議院厚生労働委員会で、与党などの賛成多数で可決されました。
法案は、同年5月29日にも、衆議院本会議で可決され、衆議院を通過する見通しです。
政府・与党は、参議院での審議も急ぎ、本年6月20日の今国会の会期末までに確実に成立させたい構えです。
働き方改革関連法案は、労働基準法や労働契約法などの計8本を一括改正するもの。
与党は今月、高度プロの適用から本人の意思で離脱できる規定を新設する修正案で、維新や希望の党と合意していました。
国会の会期末までの動向に目が離せませんね。