日本経済団体連合会(経団連)から、「2018年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果[最終集計]」が公表されました(平成30(2018)年7月10日公表)。

この調査は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手の252社を対象として実施。そのうち集計が可能な116社の結果を集計したものです。

これによれば、今年の春闘による大手企業における賃上げは、総平均で、次のような結果となっています。

・賃上げ額(妥結額)=8,539円

・賃上げ率(アップ率)=2.53%

賃上げ率は、5年連続で2%を超え、今回の2.53%は、アベノミクスのスタート以来、最高の率となりました。

業種別に賃上げ率を見ると、ホテルが3.30%とトップ。2位は建設の3.21%、3位は自動車の2.69%となっています。