日本労働組合総連合会(連合)から「2019春季生活闘争 基本構想」などが公表されました(平成30年10月18日公表)。
基本構想は、傘下の労働組合が、春闘での要求を策定する際にベースとなるものです。
連合は、過去5年、同構想での基本給のベースアップ(ベア)要求について「2%程度を基準とする」などと具体的な水準を示してきました。
しかし、今回は、数字ありきの議論を避け、賃金水準を追求する闘争の強化をはかっていくということで、ベアを求めるとしつつも、具体的な要求水準を盛り込みませんでした。
今後、要求手法の見直し議論を深めていく中で、具体的な要求水準も探っていく模様です。