厚生労働省及び文部科学省から、「平成30年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(10月1日現在)」が公表されました(平成30年11月16日公表)。

これによると、来春卒業を予定している大学生の本年10月1日時点の就職内定率は、前年比1.8ポイント増の「77.0%」で、調査が始まった1996年以降、この時期としては最高となっています。

両省は、景気が好調で企業の採用意欲が高いことや、就職活動の早期化が背景にあるとみているようです。
両省では、今後も、大学やハローワークを通じて、内定を得ていない学生の支援を続けるとのことです。

なお、今春(2018年春)に卒業した大学生の4月1日時点の就職率は過去最高の98.0%でした。
来春(2019年春)卒業予定の大学生についても、最終的には、同様に高い水準の就職率になるとみられています。