厚生労働省から、労働政策審議会労働政策基本部会が取りまとめた報告書が公表されました(令和元年(2019年)9月11日公表)。
 報告書では、AI等の新技術に代表される第四次産業革命がグローバル化と相まって進展し、仕事の在り方が変化していることや、人口減少が加速し、職業生涯が長期化していることなどに鑑み、質の高い労働の実現のためのAI等の活用が必要であり、また、AI等の普及により求められる働き方の変化に対応していくことが必要としています。
 報告書を取りまとめた基本部会は、「本報告の内容を踏まえた、労使間の議論を期待。労働政策審議会の関係分科会等での必要な検討も求めたい。」としています。